貴重書修復の世界へようこそ
私達NPO法人書物研究会は代表理事板倉正子のスイス留学(1988年)以来、長きにわたって大学図書館、関連機関等の貴重書の修復に携わってきました。特にインキュナブラといわれる初期印刷本から18世紀ごろまでの西洋古版本の修復および、羊皮紙の修復を専門としています。
欧米の保存基準に則った修復
資料の原型を尊重
どの時代に、どの地域で印刷され、発行されたのか、又その後の再処置(改装)等はないか、時代考証に基づき、オリジナルを最大限に尊重した手当を行います。
非破壊的処置
不要に表紙をはがし新しい表紙を付けたり、また全体を無用に改変したりすることは行いません。
可逆的処置
次のステージの処置(再度傷んだ時)がスムースに出来る様、天然由来の接着剤、良品質用紙、素材等を使用します。
傷んだ貴重書の修復を私たちの工房にお任せください
各機関の蔵書状況を拝見しますと、手付かずであったり、また、傷んだ書物が不適切な方法で修理され、残念な結果のまま放置されているケースも数多くあります。屋根の修理なら急ぐ必要がありますが、傷んだ書物の手当はなかなか取り掛かることが出来ないのも事実です。しかし経年劣化は確実に進行してきます。時間が経てば経つほど復元は難しくなります。そのような貴重書の修復を私たちの工房にお任せいただけませんか。
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皆様方の大切な蔵書を長く保存し、利用に供することは、図書館の方々の大きな役割です。資料保存の第一歩として、まずは書物修理の1冊から取り掛かってみませんか。とりあえずスタートして、そしてご一緒に長期計画を立てましょう。
いくつかの大学図書館は、始めのスタートからはや15年以上が経ち、貴重書庫には手当の済んだ晴れ晴れとした貴重書が並んでいます。
傷んだ貴重書をどうか皆様の手で救って下さるようお願い致します。
ご相談はいつでも受け付けています。
お気軽にお問い合わせください。0742-35-3471受付時間9:30-16:30 [ 木・祝日除く ]
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